タイトル: 大雨に備えるためにできること:家庭で確認したい7つの防災ポイント

02 October 2026

タイトル: 大雨に備えるためにできること:家庭で確認したい7つの防災ポイント

大雨は、いつ、どこで急激に状況が変わるか分からない自然災害の一つです。強い雨が短時間に降ると、道路の冠水や河川の増水、洪水、土砂災害などにつながる可能性があります。2026年9月、日本の東日本太平洋側では記録的な多雨となり、9月の月降水量は1946年以降で最も多く、平年比236%となりました。気象庁は、10月も台風や秋雨の時期が続くため、最新の気象情報に注意するよう呼びかけています。だからこそ、雨が降ってから考えるのではなく、雨が強くなる前に家庭でできる準備をしておくことが大切です。

  1. 自宅周辺の洪水・土砂災害リスクを確認する

最初に確認したいのは、自分の住んでいる場所がどのような災害リスクを持っているかです。

自宅の近くに河川がある場合は、河川の増水や洪水に注意する必要があります。また、山や急な斜面の近くでは、大雨による土砂災害のリスクも考えておく必要があります。

ハザードマップを確認し、自宅が浸水想定区域に入っているか、避難場所はどこか、避難経路はどこか、河川や急傾斜地が近くにあるかを家族で確認しておきましょう。

「自宅は大丈夫だろう」と思い込まず、事前にリスクを知っておくことが防災の第一歩です。

  1. 家族で避難場所と連絡方法を決める

災害が発生したとき、家族全員が同じ場所にいるとは限りません。学校、職場、外出先など、それぞれ異なる場所にいる可能性があります。

「災害が起きたらどこに避難する?」だけでなく、「家族と連絡が取れない場合はどうする?」まで話し合っておくことが重要です。

・避難場所
・集合場所
・緊急連絡先
・家族以外の連絡先
・子どもや高齢者の避難方法

  1. 気象情報・警報をこまめに確認する

大雨への備えでは、最新情報を確認する習慣も重要です。

天気予報だけでなく、大雨警報、洪水警報、土砂災害に関する情報などにも注意しましょう。雨が強くなってきた場合は、自治体や気象機関から発表されている情報を確認してください。

災害時には状況が短時間で変化することがあります。早めに情報を確認し、早めに行動することが家族を守るための重要なポイントです。

  1. 非常用持ち出し袋を準備する

大雨によって避難が必要になった場合、必要なものをすぐに持ち出せるようにしておきましょう。

・飲料水
・非常食
・モバイルバッテリー
・懐中電灯
・携帯ラジオ
・救急用品
・常用している薬
・衛生用品
・タオル・着替え
・身分証明書のコピー
・現金

 

 

  1. 家の中で水に弱いものを高い場所へ移す

大雨による浸水が予想される場合、重要書類、電子機器、パソコン、貴重品、薬、子どもの大切なものなどを、水が入る可能性のある場所から移動させておきましょう。

  1. 高齢者や子どもなど、避難に支援が必要な人を確認する

災害時には、すべての人が同じスピードで避難できるとは限りません。

小さな子ども、高齢者、障害のある人、移動に支援が必要な人がいる家庭では、誰がどのように支援するのかを事前に決めておくことが大切です。

  1. 「避難するタイミング」を家族で決めておく

防災では、避難場所を知っているだけでは十分ではありません。重要なのは、いつ避難するのかを事前に考えておくことです。

夜間になってから大雨が強くなった場合、道路の状況が悪化して避難が難しくなる可能性があります。気象情報や自治体からの避難情報を確認しながら、危険が大きくなる前に行動できるよう準備しておきましょう。

大雨への備えは、家族を守るための小さな一歩

大雨や洪水を完全に防ぐことはできません。しかし、「知る → 準備する → 早めに行動する」という3つを意識することで、災害時のリスクを減らすための準備ができます。

Human Initiative Japan は、Initiative for Disaster Risk Managementを通じて、災害や気候変動に対する地域のレジリエンスを高める取り組みを柱の一つとしています。

災害への備えは、一人ひとりの家庭から始めることができます。そして、大規模な災害が発生したときには、被災した地域や家族を支えるために、社会全体で支援することも重要です。

備えること。支えること。その両方が、災害に強い社会をつくるための大切な一歩です。

 

Related Articles